プレイレポート/六角家攻略

プレイ大名 六角家
難易度 上級
シナリオ 信長包囲網
著者名 Yシロウ
完結 クリア
歴史イベント×、戦国伝×、登録武将×、寿命史実、討死○、架空姫○、会戦○
このプレイレポートは、Ver1.0.3におけるゲームプレイを元に書かれております。


信長包囲網最前線の六角家でプレイします。イベント無しにすることで、松永久秀の謀反がなくなり、このシナリオ最難関の一つとなります。


六角家の置かれている状況
1.国力
本城0 支城1 人口8978 石高386 兵数1659

織田家の上洛軍に敗れ、石部城で細々と命脈を保っています。九月に収穫があり次第、織田家が攻めてくるので、その前に立地を転換する必要があります。


2.武将
開幕直後の武将数は3人です。六角義賢は特性に剣豪、戦法に釣瓶撃ちを持つ優秀な武将です。

六角義賢   統率55 武勇68 知略59 政治42  戦法 釣瓶撃ち
六角義治   統率44 武勇65 知略27 政治37  戦法 釣瓶撃ち
三雲成持   統率48 武勇59 知略50 政治48  戦法 鬨の声


3.外交
信長包囲網に参加しているため、開幕直後に交渉不可能な武田家とも同盟関係にあります。これにより、同盟国全てと同盟を破棄して、織田家に従属するというプレイができない状態にあります。


4.諸勢力
最初に攻略する筒井家のみか、次に攻略する河内畠山家のみを支持する諸勢力がある状態で開幕します。

織田家を支持する諸勢力が圧倒的に多いため、プレイング的に可能な限り、敵諸勢力が参戦する前に敵国部隊と会戦に持ち込むことで無力化するようにします。


5.会戦
可能な限り、ほとんど全ての戦いで会戦を行います。ゲーム内の時間進行を大幅に短縮し、兵の消耗を避けるためにも、会戦は必須です。


7.イベント
イベント無しなので、松永久秀が大和で謀反を起こすことはありません。


六角家の方針
開幕すぐに筒井家と河内畠山家を滅ぼし、本拠地を南に移転します。その後、包囲網参加大名家と共に織田家を倒し、包囲網参加大名家も併呑すればクリアが見えてきます。

織田家を打倒するためには、信長包囲網を形成する諸大名の動きがうまく連動する必要があります。
連動がうまくいかないと、徐々に包囲網形成勢力が各個撃破されてしまいます。

気持ち的には、織田家に石部城と長島城以外の城を取らせず、完封することを目指します。


近隣の大名家
1.畿内周辺の包囲網形成勢力
開幕直後の兵の数は織田家に匹敵しますが、武将の性能と内政方針で織田家に遠く及びません。また、信長包囲網に参加していながら、直接に同盟関係が結ばれていない大名家同士が潰し合い、自滅する可能性があります。

九月に兵糧が確保され次第、各地で織田家と戦闘状態に突入します。放っておくと各個撃破されてしまうので、CPUがプレイヤーに向かってきやすい特徴を利用して、当家の部隊で織田家の主力を引き受けるようにします。

2.織田家
徳川家、姉小路家と同盟関係にあり、絶大な国力を誇ります。非常に好戦的であり、積極的に勢力を拡大しようとします。


遠国の大名家
1.武田家
織田家と徳川家を東側から圧迫する存在です。関東にも勢力を拡大しようとするため、東西に対して二正面作戦を展開する可能性があります。

2.徳川家
織田家と姻戚同盟を結んでいます。織田家との連携が悪いと、あっという間に武田家に押され始めます。


プレイ開始前にすべきこと
筒井家のみか河内畠山家のみを支持する諸勢力が出現するまで、リセット→再スタートします。


プレイ開始
1.1570年6月~1571年7月
・十市城攻略
開幕直後に、河内畠山家に同盟破棄の使者を送ります。そして、大将義賢、副将三雲の部隊に兵100、大将義治の部隊に兵1400を与え、足利領と三好領を迂回して、榛原~十市ルートから十市城に攻め込みます。

高屋城周辺を当家の部隊が通過する際に、警戒のために筒井城と信貴山城から織田家の部隊が出撃しますが、筒井城から出た部隊はそのまま城に戻らず、十市城を攻撃に向かいます。

この時、当家が河内畠山家との同盟を破棄していないと、筒井家は河内畠山家に援軍要請をしない上に、当家が十市城を包囲する直前に、先ほどまで戦っていた織田家に援軍要請する可能性が出てきてしまいます。

織田家の部隊が筒井城に取り付き、援軍に来た河内畠山家の部隊も押し返した所で殲滅します。その後、十市城を落として筒井家を吸収します。
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・手取城攻略
義賢の部隊を筒井城に入城させた後、すぐに兵100を与えて、義治の部隊と共に手取城攻略に向かわせます。

筒井家の援軍に兵をほとんど使ってしまったため、手取城に兵はほとんど残っていません。野戦で残存部隊を排除したら、兵を損なわぬように包囲で落とします。


・石部城の放棄
九月になると、織田家の部隊が一斉に行動を開始しました。石部城にも攻撃をしてきますが、維持できないので放棄しました。


・筒井城の攻略
少しでも織田家の兵を減らすため、手取城攻略部隊の発進後、残った部隊を筒井城に向かわせ、筒井城の部隊を野戦で破ります。信貴山城の部隊が筒井城の援軍に来るので、併せてこれも破ります。
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筒井城と信貴山城の部隊が少なくなった後、鈴木家が信貴山城に出撃し、それと連動して三好家は筒井城を攻撃しだしました。当家も兵300で筒井城に再攻撃を行います。

朝宮城を攻撃中だった織田家の主力が、筒井城防衛のために一斉に転進してきます。島左近に兵100を与えて興福寺に向かわせ、付近を通過中の三好家と共同でこれを殲滅します。

筒井城に当家の部隊が先に到着しても、三好家は帰城しようとはしませんでした。最初、包囲で攻城に臨みましたが、兵糧が続かなかったので、手取城を落とした部隊と興福寺に出撃した部隊が十市城に帰還後、筒井城に増援部隊を派遣し、強攻して落としました。

筒井城への強攻が開始された頃に織田家の第二波が筒井城に向かってきたので、興福寺に再度少数の兵を向かわせ、筒井城落城まで会戦キャンセルで足止めしました。
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2.1571年8月~1572年6月
・筒井城の防衛
筒井城を落としたら、興福寺で足止めしていた織田軍を筒井城に引き込み、挟撃して殲滅します。
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・伊賀上野城攻略
織田家は、大和の大敗で多くの兵を失いました。この傷が癒えないうちに追い打ちをかけます。浅井家が音羽城を落とし、足利家も石部城を攻撃しだしたので、当家も部隊を伊賀上野城に向かわせ、これを落としました。


・伊勢志摩平定① 霧山御所攻略
伊賀上野城を落としたら、続いて霧山御所を攻略します。霧山御所は、城主の信長が岩村城の援軍に行っていて手薄だったためすぐに落ちましたが、援軍に来た織田家の部隊が城の奪還を目指して向かってきたので、これも挟撃して殲滅しました。
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・浅井家との同盟期間終了
浅井家との同盟期間が終了しました。浅井家は観音寺城を制圧しており、そこそこの国力がありますが、織田家を積極的に攻撃しようとするので、伊勢志摩平定まで放置します。


・武田家に外交工作開始
当家の勢力拡大に伴い、ついに武田家と交渉が可能になりました。外交工作を開始し、信用が貯まり次第姻戚同盟を結びます。


3.1572年7月~1573年8月
・伊勢志摩平定② 鳥羽城攻略
霧山御所を落としたら部隊を帰還させて兵を再編します。その後、松ケ島城→鳥羽城→亀山城の順で攻略していき、伊勢志摩を完全に平定しました。

伊勢志摩平定後は、兵力と兵糧が足りないので兵を帰還させ、内政に励みます。


・武田家の動き
武田家は、織田家が弱体化したタイミングを逃さず、鳥峰城に攻撃を開始しました。
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4.1573年9月~1574年8月
・浅井家滅亡
九月になり兵糧が確保できたので、まずは浅井家を滅ぼします。観音寺城の修復が行われていない上に、浅井家の主力は織田家の大垣城と岐阜城の攻撃に向かったため、近江はすっかり手薄な状態です。

浅井家は、近江を当家に攻撃されながらも織田家への攻撃を止めなかったため、当家は大した反撃を受けることなく、近江のほとんどを平定することができました。
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浅井家は大垣城を落としていたので、引き続き部隊を大垣城に向かわせ滅ぼしました。


・上杉家への外交工作開始
上杉家が西進し、朝倉家の一乗谷城まで進出してきたので、外交工作を開始しました。信用が貯まり次第同盟を結びます。惣無事令クリアを目指すので、今後も外交工作を続け、上杉家とは戦わないようにします。


・鈴木家滅亡
鈴木家との同盟期間が終了しました。手取城の孤立を防ぐため、雑賀城を落とします。鈴木家は洲本城を落としていたため、雑賀城攻略後、すぐに洲本城に攻め込み、滅ぼしました。


5.1574年9月~1575年2月
・織田家滅亡
雑賀城を落とした部隊が帰還した後、濃尾の織田家を滅ぼします。武田家が鳥峰城を落とした後、郡上八幡城へも攻め込んだため、織田家の兵はかなり消耗しています。
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この時、徳川家は武田家の飯田城に攻め込んでおり、織田家に援軍を出す余裕はあまりありませんでした。一気に濃尾に攻め込み織田家を滅ぼしました。


・徳川家と停戦
引き続き徳川家を攻めたところ、上杉家を通して停戦の申し入れがありました。上杉家との信用が一気に上がるのと、包囲網参加大名家との同盟期間終了が近いため、半年間の停戦に応じて兵を引きました。


6.1575年3月~1576年8月
・信長包囲網参加大名の併合
6月になり、足利家、三好家、本願寺家との同盟期間が終了したため、一気に畿内周辺を平定しました。


・徳川家の滅亡
畿内周辺を平定後、徳川家を滅ぼしました。同時期に武田家が徳川家を攻撃したため、容易に滅ぼすことができました。


7.1576年9月~1581年3月
・西国征伐
畿内周辺を平定し、東国の武田家、上杉家とも同盟を結んでいるので、西国征伐を行います。
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各本城から発進した精鋭部隊で備中まで制圧した後、本拠地を三河に移してCPUに完全委任しました。
CPUが四国をほぼ平定したところで、本城数が30以上になったので、惣無事令を行ってゲームを終了しました。


感想
思い出の観音寺騒動…。

昔、烈風伝で友達と遊んだ時、最初に使った大名家が六角家でした。突然家臣を手打ちにする六角義治の乱行に動揺した私は、窮地の六角家を救うべく、後藤高治に当主の座を譲ったのでした。

あれ以来、信長シリーズの新作が出るたびに、私の中で、六角家は魅力ある大名家の一つとしてあり続けています…。

さて、このシナリオの六角家では、武田家との同盟が邪魔で従属プレイができず、かなり難儀しました。
マジで従属プレイは強力ですね。あると無いとでは、弱小勢力の難易度が違いすぎます(笑)

今回は、石部城と長島城以外を織田家に落とされることなく、織田家を完封できましたが、勝ち筋探すのが本当に大変でした。

開幕直後の立地が悪いんで、立地転換するために淡河城に出る方法も検討しましたが、それだと織田家の早期拡大を阻止できないんですよね。勝ち筋は、初手の十市城攻め一択だと思います。

ノブヤボって本当に楽しいですね。何十周してもまたやりたくなるんですから、よく出来たゲームですね(´・ω・`)



  • 最終更新:2014-04-23 18:08:29

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