調略・調査
調略
懐柔
国人衆を懐柔し、勢力の支持率を上げる。一回につき金300(無印では500)。→国人衆
この時に知略順でソートされるが支持率の上昇には誰を選んでも影響がない。知略が意味を成すのは他の勢力が同じ国人衆に対して懐柔を仕掛けていた時だけで、自家しか影響勢力がない国人衆なら誰が懐柔しても同じである。
国人庄により近い勢力程与える影響力が大きく、一要所離れた程度では支持率70まで楽々上げられる。
また勢力が国人衆に干渉できるのは庄から最寄りの城までの要所が3以内までの距離に限られる。固定では佐渡島の佐渡衆や本間衆、ランダム生成では牡鹿半島の染川衆や紀伊の高野山衆の様に新規築城しないと誰の影響も受けない完全独立する国人衆も僅かならも存在している。
他勢力の懐柔が重なり、更にこちら側が不調な時は、追加資金の投入を求められることがある(知略の低い武将に多い)。
これに応じればまず失敗することはないが、1500金前後が必要なこともあるので序盤は特に注意。
他の勢力が懐柔を仕掛けてこない所ならば別に誰を送ってもよいので仕事のない低能力な武将に任せるのも手だが知略経験も一寸勿体ない。
援軍を寄越すラインは70以上、特能の恩恵に預かれるのは支持率100の時だけ。影響が自勢力だけでも100にしないと支持率がじわじわ下がっていくのでできるならさっさと100まで持っていく。
支持率70に届かない状況でも相手の援護に回りそうならば工作して介入しておき支持率70以下まで下げておくのも有効な手法である。
安いからといって八方美人で振りまくると無駄金ともなる。支持率100に届くか、侵攻予定の隣接国へ援護に付いてきてくれるかもよく確認しよう。
特能の内、米・銭・軍馬・鉄砲は資源献上する月が決まっている。内地にある国人衆を速やかに支持率100にする利が薄いなら後回しにしても良い。各種の資源献上月は3月に馬、6月に米、9月に銭、12月に鉄砲である。
服属(支持率100%)に持っていける状況は自勢力か独立志向のみで他勢力の支持が入っていない場合がほとんどだが、
ごくまれに他勢力が1%程度であれば、懐柔によって服属してくれることがある。
取込
国人衆の支持率が100%かつ国人衆所属国の本城を支配している時のみ可能。一回につき金1000。
国人衆を取り込むことにより、庄をなくし、所属国本城の人口に加える(加わる人口は国人衆最大兵数の3倍、政策による補正は無視 )。
また、国人衆の頭領として史実武将が設定されている場合、取込時に配下に加えることができる。
取込後国人衆が居た要所が空白地になり築城が可能になるが、内政値0であることが多い。(大和の興福寺など優良な地盤も無くはない。)
なお、取込時の人口増加量は政策や国人の損耗度は影響しない。合議制で兵力上限を増していても、現在兵力が100でも、何もしていなくても取込人口は等しい。
東北などの面積に対して本城が少ない地域では多くの国人衆が1つの国に所属することになるため、もともとの人口が少ない本城でも取込を行うことでそれなりに人口を増やすことができる。人口を一気に増やせる数少ない手段だが国人衆と特能も失い取り返しもつかない為よく考えてから実行したい。詳しくは下記参照。
密談
他勢力に所属しているものの忠誠心が黄色以下の武将に対して「密談」が行える。密談を行うことで毎月その武将の「叛心」が上がり、一定値に達すると「内通」によって自勢力に有利な行動をとってもらうことができる。
毎月の上昇量は該当勢力の規模の差、工作担当の士道相性が影響している様だが勢力や大名・工作担当の主義影響は受けない模様。大名の士道も関わる?←未確認
対象は自拠点のある国、あるいはその隣接国に拠点を持ち、同盟などの味方関係にない大名家の所属武将であれば距離に関係なく行えるが、距離が遠いほど効果が下がる。対象1人につき金300/月。
また叛心が60を超えると《家臣の不満など気にせぬようだ》がつき、対象の忠誠が-1、叛心100で忠誠が-2される。
密談を始めたときは忠誠心黄色でも、この-2で赤になるなら寝返・引抜の機会はあるので、密談相手はよく見定めよう。
但し、黄忠誠から赤に下げても寝返るとは限らない。元から必要忠誠以下でないと寝返、引抜工作は行えない模様。
城主であれば城を攻略し格下げする事によって、又は捕縛による忠誠低下・所持家宝強奪や大名政策等の方針転換などと合わせる必要がある。
逆に、有為の人材はCPU大名が家宝や城主職を与えて離反を防ぐことがある。赤から黄色などに変わると「心変わりした」と報告してくる。忠誠心赤だった武将が寝返りに応じなくなるのは、たいていこのケース。
武将情報の忠誠タブからも確認可でありこれは自勢力も同様である為調略元が何処かは不明だが裏切者自体の追跡は容易。
前線にいるなら内地に送るか、惜しいなら城や家宝を与えよう。
もともとの忠誠心が低くないと叛心がMAXになってもこちら側に寝返らないが、対象の所属する勢力が自勢力への侵攻を計画していたら教えてくれることもある。
懐柔とも異なり叛心100まで上げても放置すると数カ月も待たずに叛心が減っていく。機会を待って金をケチっていると何時の間に忠誠が上がって内通に応じなくなってりも。
なお、AIのレベルが上がるとCPU大名は優秀な家臣には惜しみなく家宝を与えて忠誠心を繋ぎ止める。家臣の好みも良く判っているようで、家宝で忠誠心が+10近いとかはザラである。
更に稀有な能力なら婿にまでする。北条家に吸収された信玄が一門衆に飼いならされ忠誠20で眼に一点の曇りもなかったり。
彼方とどれ程の勢力差があり、相性の良い工作相手を密談させ、隠密を複数抱えてもひと月に叛心15~17前後で落ち込む模様。
1月上昇量10として寝返ならば計3600金、引抜5000金は掛かる算段。ちょっとした家宝を買える値段に見合う武将がいるかどうか。
更に有能で引き抜きたい人材程城・家宝・姫を与えて引抜対策して来る、高難易度では工作中の武将にこれ見よがしと青忠誠まで持っていきやがる…使える様に見えて高難易度での実用性はかなり薄い。
信長の野望シリーズ歴代で見ても、本作の密談・引抜のコストパフォーマンスはかなり悪く、全く使用しなくてもクリアに影響しないし、余計なコストを支払うだけとなる。
内通
「密談」で叛心の上がった敵側武将への行動の指示で、指示に応じた叛心の値が消費される。
内通には以下3つがあり、条件を満たすことでそれぞれ選べるようになる。
「不戦」…内通後3ヶ月間出陣しても自勢力の部隊と交戦しない。忠誠心黄色以下、叛心60~、金600
「寝返」…内通後3ヶ月間出陣時に自勢力の部隊と交戦すると部隊ごと自勢力側に寝返る。忠誠心赤、叛心80~、金1200
「引抜」…即座に自勢力の家臣になる (出陣中は引抜できない)。忠誠心赤、叛心100、金2000
寝返させた部隊の兵力は元の城とは別個扱いになるのか寝返後即時兵力回復する。
寝返や引抜は例え城主一人だけの城であっても、城ごと寝返らす事はできない。
内通を行っても、対象の所属する/していた勢力との外交関係は変化しない。
当然、同盟停戦中では密談が取りやめられ内通も実行不可。叛心も下がり続ける為、引き抜くならば事前に済ませておく事。
調査
巡察
金300を消費し、拠点の資源、鉱山、抜け道を発見する。再調査不可。知略が高いとより広い範囲で巡察する。
鉱山が設定されている拠点は最優先で巡察したい。
拠点の資源は必ず発見。鉱山、抜け道は知略が低いと見つからない事が多い。元々ない場合(開始時にランダム)もあるが、巡察者の知略が低いとあっても見つからない事がある。
そのためなるべく知略の高い武将に任せたい。大体知略70もあれば全て発見する印象。
配下軍団に敵から奪ったばかりの未巡察城を与えると、能力如何に関わらず手の空いている武将にこれを任じる傾向がある。評定で報告はされるが、隠し通路を見つける可能性は低いと思ってよい。
配下軍団に前線の城を与えるのは終盤が多いはずなので、それほど支障はないが…。
偵察
金300を消費し、敵城の兵数を明らかにする。
知略が高いと複数拠点を探る事があるが確実ではなく確率も低め?
偵察せずとも(多少ずれこんだりもするが)おおよその兵数が表示され、部隊の大将副将(戦法)も初めから分かっている為さほど重要でもない
配下軍団は軍団長の性格にもよるがやたらと偵察を重視する。
抑制する方法は無いが、軍団が調べても直轄大名に情報は提供されるので全く無駄かといえばそうでもない。
巡察、偵察した武将の所属拠点と実行先拠点の距離が遠いと掛かる日数が増加
1国挟む毎に+30日、上限120日。
補足
国人衆取込のタイミング
国人衆の取込は人口を一気に増やすための唯一の手段である。
人口が増えれば領民兵が増えるし、労力が増えるかもしれないし、拡張さえもできるかもしれない。もし序盤で複数の国人衆を取り込めれば、労力・兵力共に大幅なアップとなる。更に城が拡張できて収入もアップだ。
小勢力大名で始め、小勢力大名を攻める。こういう時にはいくつかの国人衆を取り込む作戦は魅力的だ。
史実武将が棟梁を務めている場合はその武将も配下になる。優秀な武将が棟梁をやっている場合もあるためそのような国人衆は取りこんでより多くに兵を元棟梁の率いらせたいところ。
というわけで一刻も早く取り込みたくなるが、ちょっと待ってほしい。
別記の通り国人衆は毎年兵数、すなわち取込時の人口が増える。取込は後に回せば回すほど人口を多く増やすことができるのだ。
また、取り込まないでおけば援軍はもちろんのこと、特能による恩恵も受けることができる。
序盤の金・米・騎馬・鉄砲の供出は無視出来ない収入源だ。
種類によっては最後まで残すという選択肢も十分あり得るのだ。
ただし勝ち確になってから取り込む事に意味は無い。一刻も早く勝ち確を作り出すためには、取り込むべくは早期に取り込むべきだ。
取込の無視出来ない大きなメリットは、人口を一気に増やすことで拡張が行えるようになることであろう。
すなわち取込においては、今拡張が必要かどうか、である。
すでに対象本城をほとんど開発しきっている、こんなときは拡張を行うべきだ。逆に、まだまだ開発の余地があるなら
取込を行うのは待った方がいいかもしれない。拡張を行ったところで開発が加速するわけではないからだ。
一度に複数の国人衆を取り込むのも同様の理由から考えものである。拡張した区画を開発してから取り込めば、
より人口が増やせるし(と言っても年につき100)、それまでの間、国人衆を支配することによる利益を享受できる。
ただし、序盤を重視する場合は悩ましい。特に弱小勢力で顕著だ。
取り込んだ事で得られる人口による序盤の兵力、労力はとても重要である。
戦線も多く無いので多くの援軍は不要である。ただしゼロではまずい。序盤の小兵力での殴り合いでは国人衆の援軍が決定打になる事態もあるのだ。
弱小の序盤は金納の金1000/年でさえ貴重な収入源である。米納/銭納は収支が安定して黒字になるまで温存するのは有力だ。
いずれにしろ国人衆はよくよく考えてから取り込むようにしよう。
ちなみに、本城の人口は99,999が上限なので、あまり引っ張ると無駄になる。70,000以降のひと押し増加を狙う場合は70,000を超えたらさっさと取り込む。本城の人口が99,999になってたら、頭領が史実武将でそれが欲しい場合を除き取り込む意味がない。もっとも序盤で10000人が15000人になるのと比べれば、ド終盤で70000人が75000人になっても大抵は誤差みたいなもの。人口99,999を目指す特殊プレイででもない限り気にしなくてよい。
抜け道について
ほとんどの要所と要所を繋ぐ様に設定してある。拠点と直接繋がっていると人口増加になるので嬉しい。
元々ある道でも、行き止まりになっているだけの何もない道もやたら多いが巡察で見つかればどこかの要所と繋がっていたりする。
この場合国を跨いで大きく迂回できたり別の進軍ルートが開けたりする。
特に有用と思えるのは上野・下野の片品~湯滝、伊勢・南近江の土山~坂下など。
前者は真田プレイでやると大分楽になるだろう。
鉱山について
高知略武将は複数の拠点を同時に巡察することもあるが、拠点を直接巡察しないと見つからない事もあるので鉱山のある拠点はケチらずに一城毎に巡察させる。とにかく鉱山、鉱山
該当拠点の巡察で鉱山が見つからなくても、近隣の城を巡察すると見つかることもある。場合によっては近隣に築城してからの巡察も考えておきたい。
拠点に鉱山がある場合、低知略武将でも必ず発見する。
周辺に設定されている場合、低知略武将では見つからない。
またcomは隠し鉱山がある拠点でも巡察せず放置したままが大概であるが、鉱山が拠点自体に無く、要所間(道)に設定してあるのなら
例えば長尾家で、上田長尾の坂戸城の金山が設定してあるなら荒戸城を築城、巡察で見つければ手切れのリスクを負わずに金山を支配できる。因みに一度撤去すると坂戸所属に戻り再築城しても所属が変わらない。
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- 最終更新:2024-03-09 23:40:44