シナリオ:群雄集結


1615年7月 群雄集結

群雄集結PK.jpg

シナリオ概説

ゲームを一度でもクリアすることで解禁される仮想シナリオ。

毎度おなじみ、寿命なしのお祭りシナリオ。
今回は(従来の早雲のような)群雄限定の武将というものは存在しない。 無印に限れば、三好政長(1549没)はこれら架空シナリオにしか登場しないので注意が必要。
ほか、徳川家光や天草四郎はまず本シナリオでしかお目にかかれないだろう。

  • 他シナリオと違い、差異もあるが有名大名の本城は既にある程度人口や改修が仕上がった状態で始まる。9月になると一斉に諸国が攻撃を開始するので複数ヵ国大名が居ない割に展開は早い。
  • 支城勢力が存在せず、各勢力に武将が集結しているため、武将名鑑を埋めるのにも便利だったりする。
  • 初期状態で同盟・従属関係が無い(外交姿勢はある)。ただし3ヶ月目に一斉に同盟が締結され、必ず史実を元にしたような同盟関係が構築される(織田=徳川、甲相駿三国等)。この為、井伊家や石田家でプレイする時は非常に厳しい状況に追い込まれる。
  • 各分国を代表する名将達が大名を務めるため、少し勢力を広げると周囲はあっという間に敵視だらけになり、難易度にもよるがだいたい4~5ヵ国も取れば無策なら敵対連合が組まれる。畏怖になる大名はきっちり外交で脅して従属させ、姫を貰っておこう。


  • 戦国伝や歴史イベントが無いため征夷大将軍にはなれないが、その達成条件(二条城と本城30)で政策に『惣無事令』が出現する。

プレイ勢力別解説

織田家

低難易度。
史実の初期シナリオでは他に大勢力がいるため序盤に多少の苦戦を伴うが、本シナリオでは有力な支城を多数抱えている織田家が、人口・兵力とも初期最大級勢力である。武将数も50人で二番手に付けている。まではいいのだが柴田やら前田やら丹羽やら史実で織田家を支えてきた重臣たち多数が独立してしまったため武将の質は史実シナリオよりも劣化している''が信長信忠親子、堀直政がいるため一度クリアしているなら攻略は容易なはず。

徳川と同盟を結ぶのもいいが、徳川は初期で織田の2/3の兵しかいないのに武将数はトップの51人である。これは初手で併呑した方がうまみが大きい。もう武将には困らなくなる。徳川と同盟を組んだ滝川家が援軍に来るだろうが、大した問題ではない。前線の支城は華麗にスルーしてまず本城である岡崎城を強攻で落としてしまえば勝ちだ。
その後は今川に喰われる前に井伊家を、ついでに滝川家を喰うまでは一直線。
その後は今川と同盟して上洛するのも、斉藤との同盟を維持して関東に進出するのも、あなた次第。

羽柴家

低難易度。
仕上がりきった大坂城と、配下の七本槍が心強い。残念ながら黒田官兵衛は九州で独立しているが竹中半兵衛は配下にいる。
お勧めは初手本願寺攻め。別所が援軍にくるが何とかいなしながら落としきって仕舞おう。
兵力が回復したら松永と鈴木を攻める。
これで本城4つ、その上射撃系戦法持ちの武将が多数配下になり、ほぼ勝ち確である。
※初手本願寺攻めがきついなら、松永を攻めて兵力を増やすか、別所と同盟してから攻め込もう。
ここで注目すべきは東方。織田・徳川・斉藤が伸びてくる様なら、奴らに取られる前に近畿の東部は制圧してしまおう。
京都の足利家がすり寄ってくるので、利用価値のある限りは使い倒してやれば楽になる(ただし足利を生かしておくと国人衆の取り合いになってしまうが)。

徳川家

四天王のうち、本多と井伊が独立してしまっているが、残りの面々も十分に強い。
また、内政官が多いので開発は捗るだろう。徳川秀忠・本多正純あたりは土木名人も習得する。

例によって織田を何とかしたい所だが初期状態では兵数差があるため、最初の攻略先は井伊が無難。今川は背後に武田・北条がいるので一筋縄ではいかない。
なので井伊の後は尾張に目を向けよう。尾張南部の城は耐久力が非常に低いため、織田が斎藤や北畠あたりに遠征している間に強攻で一気に落とせる。そうなれば兵数が一気に増え、どんどん攻めることが出来るだろう。
ただ、近畿は小勢力が多いために高難易度だと様々な勢力が援軍に来る(筆者の場合、考えなく斎藤を攻めたら浅井・朝倉・明智・滝川が援軍に来て泥沼に…)。特に拘りがなければ、きちんと外交して敵を少なくしておこう。

最終的には家臣集住+旗本先手役+軍役衆配備を実施するため、そのための内政をすべし。
本城は農業+兵舎を中心に展開すればOK。政策費のための商業施設は支城に建てていこう。

武田家

当主も強いし四名臣も強い。更に信虎・信繁・勝頼といった一門や板垣信方・甘利虎泰ら譜代武将など、本当に家臣が優秀。
更に甲斐には金山が2つは確実にあるため、金にもかなり猶予がある。
関東か東海に出るのが理想だが、今川はそれなりに兵力がある上に北条と同盟関係にあるため少々手強い。
ここは金山収入を北条との工作に回し、小田原城の兵力を成田攻略に活用しよう。北条の北進を防ぎつつ関東方面へ悠々進出出来る。

ただでさえ強い武田信玄だが、副将には原虎胤がオススメ。
神速持ちなので信玄の穿ち抜けが使いやすくなるし、攻城達人や夜叉で更に部隊が強化されるだろう。

上杉家

武略に優秀な配下が多く初期拠点数も多いため、開始直後から戦闘力がかなり高い。
更に宇佐美定満が知略90越えなので巡察も捗る。程なくして複数の金山を見つけてくれるだろう。
一方、北越後で直江一派が独立しているため内政力は気持ち乏しい。攻めやすさ・兵力差も含めて、まずは直江家を取り込んでしまおう。

越後統一後は攻め先の選択肢が多いが、やはり関東進出が理想だろう。問題はその進軍路で、真っ直ぐ関東に侵攻すると沼田あたりに援軍を呼ばれて泥沼の争いになる可能性が高い。
ここは北信濃の真田から攻略しよう。北信濃と南越後の二方向から関東進出を狙えばどちらかのルートで突破出来るはずだ。勿論、優秀な真田一門が配下に加わることも大きい。

遅かれ早かれ直轄領域に悩まされる可能性が高いため、街道整備は重要項目。
初期配下の大石綱元、及び直江家の樋口兼豊が全能力+3で土木名人を習得するため、どこかの城主に据えて育成しておきたい。

北条家

一門強い!小田原城デカい!
初期から武田や今川とぶつかると流石に一筋縄ではいかないが、石田家など小勢力も多いので攻め先には困らないだろう。
伊豆制圧後は武蔵から北東方向に伸びることになるため、安房・上総が消耗したタイミングを見計らって攻め込み、後背地を鎮圧すれば尚盤石だ。

北条幻庵が土木名人を、大道寺直英が築城名手を覚える。内政を楽しみたい人は彼らを育てておこう。

伊達家

政宗・小十郎・成実を筆頭に鬼庭一家や亘理一家など脇を固める武将も優秀。
中野宗時や牧野久仲ら政治要員は遅かれ早かれ引き抜かれるが、一族が優秀なので問題ない。また、鈴木元信は城主にしておこう。程なく土木名人を習得し、街道整理に大活躍してくれる。

まずは南の相馬が狙いだろう。陸前に近いので攻防で立ち回りやすい上、蒲生領を狙う際に挟撃しやすくなる。
主義が創造なので片っ端から大聖堂を建てれば兵力差で周囲をガンガン落とせる。とはいえ、概ね伸びるであろう北条・上杉は一筋縄ではいかないだろう。周辺国のとどめは確実に刺し、蘆名盛氏・蒲生氏郷・最上義光ら優秀な武将を加えていこう。

最上家

当主の最上義光を筆頭に武将の質は悪くない。
問題は各拠点の内政値が低いこと。伊達家と比べるとその差は明確。北羽前には温泉と名所が出るため、湯治場と宿場によって伸びしろは高いのだが…。

そんな状況なので南の米沢城は単独で落とすには厳しい。ここは蘆名を動かして南北から挟撃していこう。
米沢城さえ取れれば蒲生残党と相馬の制圧に向かうことが出来、伊達の南下も防ぐことが出来る。
磐城まで取ることが出来れば伊達には物量差で勝てるはず。これで武将の質も確保出来るので、どんどん南下していこう。

朝倉家

当主は宗滴おじいちゃん。宗滴・孝景は流石に強いが他が少々貧弱な面々。
しかし越前の初期内政値が異常に高い。兵数も織田を僅かに超す第一位、越前には鉄が出るので刀蔵による伸びしろも期待出来る。
更に柴田・丹羽が関心になっている。柴田に工作しておけば前に出るだけなので、兵の運用が簡単になる。

とりあえず丹羽は早いうちに吸収してしまおう。本城を簡単に確保出来る他、配下の長束正家が土木名人を習得するため有用。
その後は近江の情勢次第。浅井を吸収出来れば浅井長政・亮政や茶々・藤堂高虎など戦闘要員が充実するのだが、畿内が膠着状態になると逆に援軍を呼ばれて泥沼の争いになることも。
その場合は無理せず山陰方面を先に攻めよう。細川・山名・波多野あたりは大した兵力もなく、比較的容易に吸収出来るだろう。

多くの場合、東側は織田と上杉が伸びてくるので、無理せず同盟を結んでしまおう。そして織田の進路を阻むように畿内に勢力を伸ばすことが出来ればクリアしたも同然だろう。

三好家

日本の副王・三好長慶が一族ゆかりの地である阿波に降臨。弾正には河内一国で独立されたが、寿命やイベントを気にしなくて良い四兄弟に荒木村重と粒は揃っており、困ったときの神速・撹乱に長慶の穿ち抜けが揃う。

まずは四国を統一…といきたいが、畿内を放置すると秀吉が調子に乗って近隣諸国を併呑してしまう。ここは讃岐あたりを手短に落として長宗我部は外交でいなし、本願寺や雑賀が潰される前に畿内上陸を狙おう。
会戦縛りをしてなければ秀吉以外の軍勢は長慶の穿ち抜けで溶かせるはずなので、本願寺の狙撃屋頼廉に雑賀孫一こと鈴木重秀を吸収、返す刀で弾正に帰ってきて貰えば国力も武将の駒も揃う。もっと楽をしたいなら、これまた仮想シナリオの恩恵で寿命がない根来衆の津田算長を迎えれば更に倍率ドン。

後は満を持して、秀吉を大坂城から叩き出せば往年の三好家最盛期を取り戻せる。圧倒的な質量の豊臣家臣を併合出来れば、残りは消化試合。普通にやれば三好の天下が獲れることだろう。

尚、余談だが旧主にして宿敵・細川晴元は山城国は将軍家家臣だが、その子の昭元はなぜか三好所属である。
長慶が将来の管領にと庇護していた背景を反映してのことだろうか。

毛利家

両川に独立され、備後は備中からはじき出された三村に取られて安芸一国な中国の覇者。
隆元や穂井田元清は残ってくれているが、武の頂点が元就という少々頭の痛い家臣団になっている。

とはいえ謀神・毛利元就が居るのだから凡将相手なら会戦で夜襲も起こり、詭計百出もあるし家臣に撹乱・神速があるので問題はないだろう。
三村を倒せば穿ち抜けも手に入り、何なら尼子から謀聖経久を引き抜けば鬼にガドリングガンである。
次男元春が尼子に食われる前に迎え入れ、石見銀山の収入は抑えておきたい。
九州と上方の情勢次第だが、四ヵ国も取ればあとはいつも通りの横綱相撲だろう。

吉川家

毛利両川・吉川元春と縁戚者、石見豪族で結成されている。
家臣も文武にそこそこ粒が揃っており、父や弟と対峙できる夢舞台であるが…蠣崎の次に少ない総兵士数が足を引っ張る。
しかも支城の高津城までは山陰の悲しさ、道が整備されておらず距離もある。
うかつに動かすと弟や大内家が容赦なく隙を突いて来て、耐久1000では援軍も間に合わず落とされるだろう。

毛利本家は指呼の間にある三村家を、尼子家は東隣の山中家を狙う可能性が高いが、内政が整わない状態で攻め込まれればいかに元春でも勝ち目は薄い。
誼を通じつつ、出来れば瀬戸内海へと進みたいところ。

小早川家

毛利両川・小早川隆景と竹原・沼田小早川家、養子の秀包・秀秋家臣団で構成されている。
櫛崎城に商業港があるため金銭収入は割とある。

しかし、近隣諸国は支城の数でも家臣の質でも兵士数でも自家に勝る状況で、頭が痛いことに変わりはない。

しかも唯一勝てそうな吉川家は直に毛利家と同盟を結ぶので、攻め込んでも勝ち目は薄い。
かと言って会戦で一発逆転を狙える穿ち抜けなどを持つ家臣も居ない。
立花家が弱ったところをハイエナ出来れば言うことはないが…忍従と近隣諸国の隙を窺う状況が続くだろう。

尼子家

玉石混交な尼子一門が轡を揃え、謀聖経久を寿命を気にせず使えるのは嬉しいが山中鹿之介に伯耆で独立され、南と西は宿敵毛利一族に蓋をされている。

しかし、本拠地・月山富田城は山陰の拠点らしからぬ仕上がり様でPKならば詭計百出の経久が居る。
如何せん必要忠誠が高いが、史実無視のお祭りシナリオなのだから晴久を隠居させても問題は無い。
架空姫も優秀になるし晴久も忠誠度が上がるので案外一石二鳥だ。

山中家が近く喰いやすいが、西を放置すると吉川が毛利・小早川と組んで襲って来るので面倒臭い。
石見大森銀山も手に入るので、多少無理をしても石見一国を落としてしまおう。
少々頼りない家臣団も吉川元春らが加われば大分心強いし、小早川は遠すぎて元就の援軍には来れない。
後は山中・毛利と潰せば問題ないだろう。
中国地方の名将は元就・直家・陶晴賢と曲者が多いが、遠交近攻策から遠隔の弱小を従属させて養女をかき集めれば問題はない。
惣無事令狙いならば九州は捨て置き、上洛を目指そう。

なお、余談であるが尼子勝久だけはお隣・山中家所属である。一体何を復興する気なのか…。

立花家

大友から独立した立花道雪とその一派。
配下には秋月などは良い数合わせとなる他由布・小野は当然のこと実父の風神・高橋紹運も心強い。
立花宗茂を大将とした部隊の雷神&鎮西一コンボは強力無比だが雷神の消費ポイントがやや大きい。複数部隊を相手にする際は神速→鎮西一x2と動ける様に編成すること。
最強コンボと名高い雷神*鎮西一を使えてしまうのは最早チート以外の言葉が見つからないが余りに緩く感じてしまうならば封印してしまおう。各々単体で使っても強すぎる。
一方で政治面は貧弱。点在する商業港を抑えれば金はある程度マシになるが兵糧がやや厳しい。序盤の大量出兵は慎重に。

攻め先は多いが、城耐久の低い黒田家と櫛崎城が最初のターゲットになるだろう。大友の援軍が厄介なので同盟したい所だが、そうすると日隈城経由で筑後・肥前に雪崩れ込む大友を止められなくなってしまう。
先に日隈城を攻略し、大友と同盟してから黒田を攻めるのもあり。どちらにしても大友の兵を一度は相手にしないといけないため、立花宗茂をフル活用しよう。

大友・龍造寺・島津に加えて黒田までいるので、主義は創造へ移行する方がいいだろう。港が多いために南蛮保護による収入向上も期待出来る。

龍造寺家

最初から港収入が1000近くあるため、南蛮保護を100程度の価格で実施出来る。初ターンから行おう。
武官は勿論だが文官も意外に充実しており、内政はそこそこスムーズに進むだろう。

開始数ヶ月で立花が攻めてくることが多い。家宝を立花に送って柳川城攻略の援軍に…といきたいが、立花は鍋島と同盟してしまうためそれも不可。
なので、龍造寺隆信に穿ち抜けと神速を合わせて迎撃しよう。並行して阿蘇に工作をしかけ、阿蘇からの援軍で柳川城を攻略だ。
柳川城さえ落とせば鍋島は虫の息になる上に村中城の兵を動かしやすくなるため、肥前統一は目前だろう。

内政は農・兵中心がオススメ。金収入を港で確保出来ることもあるが、肥前統一後遅かれ早かれ攻略対象になるであろう立花山城が非常に固く、攻略に多くの兵が必要なため。
南下するタイミングは島津次第だが、北肥後を取られない様に動けば概ね問題ない。

島津宗(義久)家

義弘・家久と家中屈指の猛将が大隅で独立してしまっているが、残った一門衆や新納忠元なども戦力として十分に期待出来るためあまり問題ない。
そうは言っても真っ向から当たるとまぁまぁ消耗してしまう。ここは伊東を動かし、東西から挟撃しよう。加治木城は相良の援軍が来て時間がかかるが、そこより南の城は容易に落とせるだろう。

4兄弟が揃えば易々とは負けないだろうが、ネックになるのは九州南部の痩せた土地。大聖堂のおかげで兵数が増えても、それをゴッソリ動員出来るだけの米がないことが多い。
支城の拡張は期待出来ないので、本城で農業中心の内政を展開しよう。
また、山道が多いので直轄領域には注意。当主の義久と上井覚兼が比較的早い段階で土木名人を習得するおかげで街道整備は捗る。

郷中教育と能力主義のおかげで主力の成長は非常に速い。米さえ何とか出来れば北へ北へとゴリ押すだけだ。

島津(義弘)家

父祖や兄弟達ら轡十字と袂を分かち、隅州で筆十字を翻らせ独立する鬼島津。
家久、豊久などの他には肝付系が大多数を占める。
郷中教育が使えないところから見ても薩州島津系は宗家の所属である模様。

三州の中で最も国力が低く、本家はおろか日向一国を与えられた伊東すら油断ならない大敵となる。
本家に主力が集まっているが、十分戦えるだろう。

攻略先は佐土原は堅すぎるので普通に宗家統合を狙うべき。
地の利さえ得てしまえば、あとはいつもの島津プレイだ。

蠣崎家

蝦夷で独立する蠣崎氏。恐らく京から最も離れている為にクリアにかかる時間が最も長い大名家。
各勢力一国持ちで土下座外交戦法も使えない。津軽・安東・南部等には兵力負けしているので三者が争った所をハイエナし、早めに本州上陸したい。

とはいえ蠣崎の当主達はできるので津軽を落とすのも苦労しない。
その後は少数精鋭の南部、武将と兵士の多い安東のどちらを取るかだが地理的にも南部を抑え陸奥制覇を遂げたい。

蒲生家

磐城の支城勢力らを取りまとめている。
特筆すべき人材はいないが数がありとりあえず開発等で人手不足を感じる事は無い。(最もどこか一勢力でも攻略すれば普通は人に困らないのだが…

直江家

越後守護上杉家と揚北衆系武将、天下無双の傾き者・前田慶次を従えて北越後に立つ愛染明王。
金山収入もあり、家臣もそこそこ揃ってはいる。

しかし、初手ドリームマッチで南越後の上杉謙信に挑むには天・地・人全部が足りてない。
支城数・収入・兵士数・武将の質量すべてで劣り、兵力に至っては三倍近い差がある。
姫武将ONならお船が増えるが、謙信にも仙桃院が増えるから始末が悪い。

幸い、穿ち抜け・神速・撹乱など会戦に有利な戦法は揃っているので内政を少し行い、確定で沸く国人・揚北衆を懐柔したらまずは最上・蘆名あたりに勝負を挑もう。
無論、単独ではなく同盟による挟撃か火事場泥棒が望ましい。
何なら謙信とは同盟を結び、後顧の憂いをなくして北関東へ雪崩れ込んでも良いだろう。

なお、あまり起きないが謙信が春日山城まで敵に差し込まれるようなら与板城だけでも確保しておこう。
与板城は佐渡の金銀山と港が紐づいているので、支城ながら銭250以上の良物件だ。



本多家

構成は本多一族に里見の裏切り武将、真里谷系に小弓公方!
お世辞にも配下は武政どちらも微妙。しかも上総の支城は人口が少なく、即戦力は期待出来ない。

が、全てを差し置いて本多忠勝がただただ強い。神速持ちと小松(姫武者)を副将に添え、会戦で神速→蜻蛉切コンボで片っ端からぶっ飛ばしていこう。初手で里見を滅ぼし、その後は下総だ。
北条は後々面倒なので出兵した留守を狙って三崎城・玉縄城辺りを狙いたいが、援軍に注意。今川はともかく武田は穿ち抜け持ちが来ると流石に消耗が激しいので、無理はしないように。

中道のまま進める理由もないので、序盤は目安箱を利用しつつ、中盤に向けて創造に舵を切るのも選択肢の一つ。大聖堂のおかげで支城もフル稼働出来るだろう。

井伊家

人切兵部が主君家康の本拠地・浜松を奪って遠江に君臨…かと思いきや、いきなり東部は今川に蚕食されている。

おまけに前途は多難。
家臣達は長男病弱直勝と鬼掃部ひこにゃん直孝、養母のおんな城主直虎とそれなりに揃ってはいるが、如何せん数が少ない。
領地はそこそこ整っているが、侵略ルートが西の徳川か東の今川しかないという悪条件立地
しかも領地は狭いので、国人衆は彼らの影響を受けており懐柔は出来ても支配下に置けない。
今川には穿ち抜けが居ないのでまだ対峙しやすいが、北条の援軍が来る可能性が高く数で負けてしまう。

戦法は自身の渾名でもある赤鬼だが、蜻蛉切や鎮西一と違い防御補正が無いので戦場での被害も少なくない。
幸い神速持ちの塙団右衛門が居るので空振りは無いだろうから、地道に兵損勝ちを続けるほかない。
戦略としては、単独で突破は無理なので徳川・今川いずれかと手を組み、もう一方の襲撃に援軍を乞う形にしたい。

尚、家臣団に顔が見えない祖父・直盛は確定沸きの国人・井伊谷衆の頭領。
しかし孫に忖度はしてくれず徳川の影響を受けている。

成田家

武蔵を支配するのぼう様。扇谷上杉を抱え、主力は太田資正と成田姫。
兵力は同等で最高の立地だが北条相手には中堅武将の格差が激しい為、他勢力からの武将回収か会戦を利用しないと押し負ける。

石田家

何故か伊豆一国に治められる治部少輔。
戦力半減の北条を取りたいが小田原城を落とすには最低でも凡そ本城3つ分の戦力が入用。
システム的にも仲良しの北条・武田・今川は確実に三国同盟を結成する。三大国のオールスター相手では左近や吉次だけでは到底面倒見切れない。
北条と仲良くするのはまず確定路線としてその後の進路はどうすべきかの戦略眼も大事。

滝川家 [#]

鉄甲船を一緒に作った仲間の九鬼嘉隆が支配していた志摩一国におさめられた、進むも退くも滝川さん。
ちなみにお仲間の九鬼嘉隆は志摩衆の頭領となっている。
九鬼家の家臣と滝川の家臣のハイブリッドだが実態一益のワンマン体制。特に政治が壊滅的で最高が一益の62
しかし一益が狙撃持ちである事が、難易度を下げる原因にある。商業港による毎月の収入も地味においしい。

戦法は、一益の狙撃はもちろんだが、
神速持ち・狙い撃ちが2人に撹乱・急襲とそこまで悪くはない。

いきなり織田家や徳川家に殴りにいくのもありか。

柳生家

筒井系で構成される何時もの面子だが政治バッファー大久保長安の出身地で浪人している。とはいえ政治タイプが多めな筒井ではそれほど有難みが無い。
左近は三成の所へ出張している為不在。エースの順興順昭は統率に傾き武力不足。柳生の剣豪達と戦闘で一緒に育てていこう。
毎度周辺からハイエナされる立ち回りだが今回は松永がその役目。大勢力の羽柴をいなし止めは確実に刺し、松永・筒井らを全力で使い大和から飛躍。

別所家

本城1つに支城5つ、兵力一万二千余を擁し赤松家以外の播磨諸豪族を従える。
商業港を持ち収入はそこそこ、家臣も小粒ながら揃っているがエース級は居ない。

史実の復讐と秀吉に食いついてもまず勝ち目は無いので、同盟を結んで援軍を利用させて貰おう。
優秀な羽柴人材が率いる大坂城の援軍が貰えれば、周囲の大抵の城は落とせる。
狙い目は本願寺、うまく家臣を掻っ攫えればそのまま松永、鈴木を狙おう。

なお余談ではあるが、賤ヶ岳の七本槍・糟屋武則だけは羽柴からハブられ別所所属である。切ない。

山中家

史実では大名とは言い難い七難八苦な家。
エースの鹿之助を筆頭に立原叔父、亀井に山名から南条系を引き連れ主家から独立しているが、武将性能のピンキリも凄く、そこそこ厳しい状況である。

城主級を多数抱える城1つの池田が狙い目だが鳥取城が堅く、先に赤松を取ってからか。
池田家と浦上家の援軍で赤松家を滅ぼし、宇喜多家の援軍で浦上家を滅ぼす、くらいまでいければ後は何とでもなるのだが……。

問題は主家である尼子家で、度々月山富田城からちょっかいをかけてくる。史実ではあんなに尽くしたというのに……。
同盟を組むのも手だが、援軍を借りても侵攻先が限定されるため旨味がない。かといって頑張って滅ぼすには手強い上、平野部への進出が遅れてしまう。
尼子家への外交費が捻出できない場合は放置するしかない。本城は荒らされたくないので、八橋城にはある程度兵を残すようにし、わざと高田城を手薄にしておき、経久が来たら挟撃で撃退しよう。会戦は夜襲リスクが高すぎて使えない。

山内家

何故か讃岐と縁もゆかりもない山内一豊が大名。一族以外では讃岐の豪族達が味方している。
しかし、十河一存・存保は当然三好所属なので家臣の面子はお祭りシナリオと思えぬ貧相振りで、エースが統武65という悲惨振り。

しかも周囲は長宗我部・宇喜多・毛利と三好が鎬を削る激戦地である。
穿ち抜け・狙い撃ち・撹乱など充実する戦法所持者らをどう生かすかが鍵。
開放していれば千代も付いていてくれる。内政特化の彼女には全力で十河城の兵舎開発と工作を任せる事になるだろう。

  • 最終更新:2024-03-23 10:48:13

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